2016年8月4日木曜日

防衛白書2016年版ついに発行!お待たせしました。

防衛省・平成28年度版「防衛白書」を刊行

配信日:2016/08/03 11:44
http://flyteam.jp/airline/japan-air-self-defense-force/news/article/66910

中谷防衛相は201682()、閣議で平成28(2015)年版防衛白書を報告、了承を得ました。防衛省・自衛隊のウェブサイトで、閲覧することができます。
平成28年版白書は、北朝鮮による核・弾道ミサイル開発が進む状況、中国の海洋進出や国際テロ組織の活動の活発化・拡散など、安全保障環境が厳しさを増している状況を中心にまとめられています。また、新たに整備された平和安全法制の意義・概要、日米同盟強化の取組み、各種事態に対する防衛省・自衛隊の活動、積極的な平和主義における各国との安全保障協力、防衛装備・技術に関する諸施策などについてもまとめられています。詳しくは防衛省のウェブサイトを参照ください。

《維新嵐》 安全保障関連法が施行されての防衛白書になりますね。今や国家の軍事力は、国際社会の「公共財」的な存在になっていますね。平時には国家国際秩序に安定をもたらす「抑止力」機能を発揮、有事には、従来の軍事作戦とともに大規模自然災害への支援救出作戦も実行します。国家的な有事とは、戦争だけではないのです。



日本国自衛隊 ~自衛隊そのものが「国防軍」です。~

「戦争にはなってほしくない」「戦争はしたくない」この願いはみんな同じです。だからこそ戦争をおこさせないための戦争を「抑止」するための備えが必要なんです。



【防衛白書】自衛隊の主要航空機の保有数、20163月末に1,008
配信日:2016/08/03 11:51
http://flyteam.jp/airline/japan-air-self-defense-force/news/article/66909

航空自衛隊KC-767JF-15J/DJ

自衛隊の主要航空機保有数が平成28(2016)年版「防衛白書」で発表されています。これによると2016331日現在、国有財産台帳記載の航空機は陸上自衛隊に394機、海上自衛隊に180機、航空自衛隊に434機、合計1,008機となりました。


航空自衛隊はF-15J/DJ戦闘機の保有機数に過去5年間、変更はなく201機です。また、F-2A/B戦闘機は2013年から92機で変更ありません。このほか、F-4EJが前年から1機減、C-12機減、C-130H1機減、KC-130H1機増となり、固定翼機は419機と2015版の422機から3機減となっています。回転翼のCH-47Jは過去5年間、変更はなく15機です。
陸上自衛隊はCH-47J/JA58機と3機増、UH-60JA39機と3機増、固定翼と回転翼の合計は394機です。
海上自衛隊は固定翼でP-3C1機減となり、P-1を含め77機、SH-60K49機で5機増、MH-53E1機減の4機、MCH-1012機増で8機、合計180機となりました。

陸・海・空の各自衛隊別、機種別の機数は以下の通りです。


航空機
目的
2016
2015
2014
2013
2012
保有機数
1008
999
1059
1062
1076
陸上自衛隊
394
387
446
442
448
LR-1
連絡偵察
1
1
2
2
3
LR-2
連絡偵察
7
7
7
7
7
固定翼
8
8
9
9
10
AH-1S
対戦車
60
60
70
70
73
OH-6D
観測
48
48
84
84
90
OH-1
観測
38
38
38
38
34
UH-1H/J
多用途
131
131
141
141
145
CH-47J/JA
輸送
58
55
58
56
55
UH-60JA
多用途
39
36
36
34
31
AH-64D
戦闘
12
11
10
10
10
回転翼
386
379
437
433
438
海上自衛隊
180
175
169
175
176
P-3C
哨戒
68
69
73
75
78
P-1
哨戒
9
9
記載なし
4
0
固定翼
77
78
73
79
78
SH-60J
哨戒
42
42
43
46
49
SH-60K
哨戒
49
44
42
39
37
MH-53E
掃海・輸送
4
5
6
6
7
MCH-101
掃海・輸送
8
6
5
5
5
回転翼
103
97
96
96
98
航空自衛隊
434
437
444
445
452
F-15J/DJ
戦闘
201
201
201
201
201
F-4EJ
戦闘
54
55
60
62
63
F-4EJ
戦闘
48
48
56
55
56
F-2A/B
戦闘
92
92
92
92
97
RF-4E/EJ
偵察
13
13
13
13
13
C-1
輸送
22
24
26
25
26
C-130H
輸送
14
15
15
15
15
KC-767
空中給油・輸送
4
4
4
4
4
KC-130H
空中給油機能付加
2
1
1
1
1
E-2C
早期警戒
13
13
13
13
13
E-767
早期警戒管制
4
4
4
4
4
固定翼
419
422
429
430
437
CH-47J
輸送
15
15
15
15
15
回転翼
15
15
15
15
15
F-4EJ改はF-4EJの内数
国有財産台帳記載、2016331日現在の数値

F-4EJは、まもなくF-35Aに交換されますね。島嶼防衛に力点をおいていくならF-2戦闘機の92機は少ないように思えてくる。

進撃の自衛隊

我が国の「国防軍」、国家の主権と独立を守るために存在する自衛隊への理解を深めていきましょう。しかし国家そのものを守るのは、それぞれの職域で汗を流す国民一人一人であることを肝に命じましょう。


【今回の防衛白書の特色】日本が防衛白書で中国の南シナ海などでの海洋進出を批判

中国は反発=米国ネットの反応は?

201683 830 http://news.livedoor.com/article/detail/11841725/

201682日、ロイター通信によると、日本政府は同日の閣議で了承した2016年版の防衛白書で、中国による海洋進出について「強い懸念」を示した。

484
ページに及ぶ防衛白書では、中国が南シナ海などで強硬に海洋進出を行っており、「自国の一方的な要求を妥協なく満たそうとしている」と指摘。また、仲裁裁判所の判決については拘束力があるものだと主張し、中国に判決を受け入れるよう求めている。中国国営新華社通信は、防衛白書について、「中国のイメージ悪化を図ろうとして中国脅威論を煽り立てている」と批判した。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「南シナ海に5000隻の漁船を送り込み、中国を打ちのめせばいい」

「中国製品の不買運動をすればいい。お金がなければ、軍事力を維持できなくなり、すべては終わる」

「ロシアと中国の海軍が来月に南シナ海で軍事演習を行うよ」

「世界で仲良くやっていこうとする国はもうないのか?」

「アジアのすべての国は中国を阻止するために緊急会議をすべきだ」(翻訳・編集/蘆田)

《維新嵐》 共産中国の海洋覇権主義に対する効果的な抑止は何か?
「弾をうたない戦争」に勝利できる体制を構築すること、ではないでしょうか?
共産中国の情報戦略に絡めとられないようにすること、つまり小学校中学校といった義務教育段階から国民の国家意識を醸成すること、天皇陛下を敬う気持ちを育むこと。
先人たちが命をかけて守り抜いた歴史をリスペクトすること、アメリカとの同盟関係を発展させ、いずれは北のロシアとの軍事同盟を構築すること。
さまざまありますが、早急に取り組むべきは情報戦略の見直し、再構築ですね。核兵器廃絶ではなく、相手の最強兵器核弾頭を「使わせない」戦略を展開していくべきでしょう。

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