2020年6月26日金曜日

米中情報戦争の行方 北朝鮮の韓国への圧力の意味とは?

米中情報戦争の行方

 アメリカにおける警官のよる黒人殺害に端を発した人種差別暴動は、アメリカの外の第三国の情報戦の影がみえる。アジアの赤い国に都合のよろしくないアメリカのトランプ政権を倒すためにアメリカ国内の世論、リベラル系のメディアを「操作」して政権への攻撃をしかけている、ありそうな話です。  
 経済的な依存関係の深い国、軍事的に強大な国家と対峙するときには、真正面から軍事的な圧力をかけて攻め立てるのはリスクも大きいし、多大な国益を失う恐れがある。  軍事だけが戦争ではない。侵略戦争、覇権戦争が国連で禁止されている時代だからこそ、あからさまな軍事力の運用でない「戦争」を勝ち抜かなくてはならない。  
 どこも自国の国益を拡大していくのに必死な時代です。しかしそのためには国際関係のバランスもとらなければならない。  
 「みえない戦争」「みえない攻撃」が国益を左右する時代となりました。その核となる戦いが「情報」「諜報」による戦争でしょう。  
 どこの国も民間メディアは情報戦争の先兵ですし、国家の諜報戦の予算は青天井、情報を収集、分析するのにお金を惜しみません。まずはインテリジェンスの戦いを制することが勝利の鍵といえます。 


 
【西岡力】金与正体制でクーデターは起こるか 
https://www.youtube.com/watch?v=NN502shMX3Y  
 北朝鮮は世界でも有数の情報戦大国といえます。北朝鮮の通常軍事力ははっきりいってたいしたことはない状態です。「脆弱な」通常軍事力をカバーするのは核弾頭、弾道ミサイル、サイバー戦部隊、特殊工作員部隊となります。核を背景として強硬外交を行う北朝鮮内部で頭角を増してきた金与正氏とはどういう人物なのか?解説しています。  
 北朝鮮の最高指導者金正恩氏には3人は影武者がいるといわれています。金与正氏がトップにでることはないかと思います。ただ金独裁体制を絶対死守するために影武者を使いこなすのは与正氏かもしれませんね。 

政治的な手腕にたけた金与正氏の人となりがよくわかる気がします。 

【西岡力】金与正「爆破命令」のウラに金正恩「余命3年」【WiLL増刊号#217】 
https://www.youtube.com/watch?v=JOLqW0E6rNA

金正恩氏はすでにヤバイ状況なんでしょうか? 北朝鮮情勢から目を離せないですね。